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2025年2月10日 – レットフォードにて
英国のエンジニアリングおよび工業製造グループである ラングレー・ホールディングスs plc は、2024年12月31日を期末とする IFRS 年次報告書および決算書 を公開しました。
グループ全体の税引前純利益(PBT)は1億2,440万ユーロ、売上高は12億300万ユーロ となり、2023年とほぼ同水準でした。
純資産は10億ユーロ に達し、年末の現金準備高は約4億ユーロとなり、期間中に 1億ユーロ以上増加、受注残高は9億3,000万ユーロで、前年より5,300万ユーロ増加しました。
パワーソリューション部門 は非常に好調で、2021年にロールス・ロイスから買収したノルウェーのエンジンメーカー 、ベルゲン・エンジンズ と、ドイツの電力コンディショニング専門企業 ピラーがともに新記録を達成しました。また、2019年に買収時は赤字だったイタリアの発電機・モーター製造企業 マレーリ・モトーリは、黒字化を達成しました。
印刷技術部門においては、化学品メーカードゥルック・ケミーが堅調な業績を記録し、事業の成長に貢献しました。一方で、ドイツの印刷機メーカーマンローランド・シートフェッドにおいては課題が残る結果となりましたが、グループ内の他事業体からの収益により、その影響は一部緩和されました。今後も、事業全体のさらなる安定と成長に向けて取り組んでまいります。
その他の事業は、おおむね予想通りの業績を達成しました。特に、原子力、鉄道、防衛関連機器の専門メーカーであるクラーク・チャップマンは、2000年の買収以来、最高の業績を記録しました。
アンソニー・ラングレー会長は事業の総括において、「2024年はグループ全体にとって引き続き堅調な一年となった」と述べました。また、世界で5,000人以上の従業員の貢献に触れつつ、2025年にはグループの業績が「やや向上する」との見通しを示しました。
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ラングレー・ホールディングスについて
ラングレー・ホールディングス plcは、英国を拠点とするエンジニアリング・産業機械製造グループであり、世界各国の多様な市場向けに資本設備を主に生産しています。ラングレー・グループの各事業は、市場をリードする企業、または特定の分野で強固なニッチポジションを確立している企業であり、ソリューションベースのアプローチで先進技術を提供しています。
グループの事業は、大きく「電力ソリューション」、「印刷技術」、「その他の産業分野」の3つの部門で展開されています。ドイツ、イタリア、フランス、英国、ノルウェーに主要拠点を構え、ヨーロッパ、英国、米国に18の生産施設を保有しています。また、世界中に90以上の販売・サービス子会社を展開し、約5,000名の従業員を擁しています。